シックに尖らせる彼女

それはまるで、

バブリーな時代のクリスマスイブ、

彼女の下着の様な色なのだ…

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大手町の親子_続

証券会社の玄関先でポーズをとる息子。
心配そうに、カメラを構えた父を見ている。

父の後ろには、
夕日を遮るように
額に右手をあてている母の姿。 (さらに…)

貸し切り_再

小さな町役場を定年まで勤めた父。
免許証の種類には全てのチェックが入っている。

今年75歳になった彼は

ハーレーからショベルカーまで、運転出来るのだ。

とりあえずは…
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世界で一番醜いのは、だあれ。

気がついていなかった
向こう側にいる自分。

久々のデザイン仕事で泊まりになった。
ソファーの上で睡眠はとったのだが、朝
若い頃の様にすぐには起き上がれない。

ダメージが半端ないのだ…

掛声とともに起き上がり、トイレへ行く。

用を足して振り向く、

うわあ!

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かれのにおいなら…

昔の詩人が言ったか知らないけど、

恋は盲目

わからない訳でもない。

有無言わず、

彼(彼女)が好きなのだ!

しょうがない。

溺れているのだから

しょうがない。
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プールで泣くがよい。

懐かしき親戚はいつしか、少なくなり
がらんとした部屋の片隅に
座布団が積み重なっている。

 *   *   *

帰京し、普段の生活に戻る。

いつもと同じ時間に起きて、

会社へ行って、

昼ご飯をすませ、

残業して帰ってくる。

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実家の、いない帰省。

最近実家の夢を見る。

今は、人手に渡ったその家で親父が台所で作業をしている。
まだ、施設に入る前のしっかりとした彼と会話をしている夢。

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老婆とタンデム。

霊感は全くないMARE主だが、
その場の気持ち悪さはわかる。

以前の古い事務所で
全身が緊張する経験をした。

夜中、仕事を終え廊下に出たとたん
それは感じられた。

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